2024年6月 Hawaii 海洋自然環境の学び

非営利団体「サスティナブル・コーストラインズ・ハワイ」にてビーチクリーン活動を始め、 ハワイ諸島を中心に多数の国際ビーチクリーンを企画・実行、国際会議への参加や論文執筆をしているHideki Kimukaiさんから自然環境やWai(ハワイ語で水)の大切さを学びながらWaikiki散策をしました。

【ロイヤルハワイアンセンター前にて】

Waikiki・・・「Wai」はハワイ語で水「Kiki」は湧き出るという意味で、ロイヤルハワイアンセンター前の泉からボコボコと水が湧き出ていました。水は貴重なので「WaiWai」Waiが2つで「裕福・財産」という意味です。生徒さんのウクレレ教本(MELE HAWAIIAN-5)にも載っている「♬ Kanaka WaiWai」という曲でも歌われていますね。

「Hâ」はハワイ語で呼吸・命、「Wai」は水なので、Hawaiiは「水の息吹」という意味になります。Alohaの意味は諸説ありますが、Alohaの頭文字から深い意味を最初に唱えたのが「Aunty Pilahi Paki」さんです。私たちのハワイアンライブでもオープニングで唱えているAlohaの心です。

Alohaの意味

【アラワイ運河前にて】

「Ahupuaʻa(アフプアア)」は、古代ハワイの人々が使っていた土地区分のことです。

山の頂上から海に向かい水が流れていき、森や川や海からの自然の恵みで暮らしていた自給自足の村のような単位です。この境界線に豚の頭を模した木製偶像を祭壇に備えられたことから、Ahu(頭・祭壇)puaʻa(豚)と呼ばれるようになりました。

Ahupuaʻa(アフプアア)がある区域は写真のようなマークがあるそうです。

2016年にハワイ島の「Waipio渓谷」を訪れた時ですが、自然と共に共存する70人ほどのネイティヴハワイアンの住民がAhupuaʻa(アフプアア)のWaipio(ワイピオ)渓谷の谷底に暮らし、電気もガスも水道もない昔ながらの生活をしていました。

Waipio Valley (ワイピオ渓谷)

【Waikikiビーチ前にて】

年々ビーチが浸食されていて、狭くなってきているそうです。建物ぎりぎりまで波が打ち寄せてきています。

地球上の水は、体積で表すと直径20㎝程の地球に対して1.5㎝程しかないそうです。淡水になるとさらに小さくてほんの1~2mmくらいだそうですよ💦

ビーチのゴミ問題も多く、流されてきた漁業用の網で作られたアーテイストの方デザインによる「アート」です。「アウトリガー リーフ ワイキキ ビーチリゾート」の ロビーに飾られています。

ご一緒に参加したメンバーの皆さんとのおしゃべりもあり楽しいWaikiki散策でした。

WaikikiやWaipioもそうですが、Hawaiiには「Wai」の付く地名がたくさんありますね。

地球・自然への感謝、水への感謝を忘れずに過ごしたいですね。

アロハの心でつながるワイキキ散策」たくさんの自然環境にまつわる興味深いエピソードを伺い貴重な時間を過ごすことができました。Hidekiさん Mahalo Nui Loa!


2024年 Hawaii旅行記