【Oahu島】 Mission House Museum  (ミッションハウスミュージアム)



1820年、布教活動のためにニューイングランドからハワイに来た宣教師のために建てられた家。
加工木材をニューイングランドのアメリカ海外伝道評議会から受け取り、この家を建てました。木造の家としてはハワイで初めてのもの。宣教師たちの住居、印刷所、作業場等が保存されていて、当時の生活の様子がよくわかります。

ミッションは「キリスト教の布教」だけでなく、文字が存在しなかった当時のハワイに印刷機を持ち込み、ハワイ語や聖書等が印刷されました。ハワイ語で使われているアルファベット12文字(aehiklmnopuwの組み合わせ)からなるハワイ語はここで生まれました。ハワイアンキルトもここから発祥したそうです。

<1821年から1863年サンドイッチ諸島管轄の宣教本部があった場所です。

   

ツアーのチケットはギフトショップで購入します。

  

外観は写真撮影可能ですが、屋内は撮影禁止です。
<井戸>

屋内には、カメハメハ王1世の妻「カアフマヌ王妃」の部屋も展示されていました。
<カアフマヌ王妃>
カメハメハ王1世が他界した後、2世のリホリホはまだ若かったため、カアフマヌが「クヒナ ヌイ(摂政)」として政治権力を握りました。男性中心で女性にさまざまな制限があったハワイの伝統である「カプ(規則)」の廃止や「一夫一婦制」の促進をしました。1820年に宣教師の一団がハワイに来た際、カアフマヌは新しい宗派に惹かれ、1825年キリスト教に改宗しました。