【Hawaii島】 Puukohola Heiau (プウコホラ・ヘイアウ)


ハワイ島北西部  プウコホラ国立歴史公園の面積 約25万㎡

縦68メートル、横30メートル、高さ5~6mとハワイ諸島のヘイアウの中でも最大規模。

石造神殿≪プウコホラ・ヘイアウ≫ プウコホラとは『鯨の丘』という意味です。

カメハメハ大王は、≪プウコホラ・ヘイアウ≫を建造して戦いの神クカイリモクを奉り、そのご加護でハワイの島々を統一するようカフナ(神官)から助言を受けました。1790~1791年、コハラ・コースト監視する目的で、ハワイ統一を祈願し建設されました。カメハメハ大王は従兄弟一族を生贄に捧げ祈願したと言われています。カフナ(神官)の予言は現実となり、1810年カメハメハ大王はハワイ諸島を統一しました。


ヘイアウとは、昔のハワイアンが建てた神社、神殿のことです。海、山、森、火など色々な物に神様がいると信じられており、 神に祈りを捧げる聖地としてハワイの人々から崇拝されているものです。ハワイの聖地に足を踏み入れる時には、「ハワイの歴史・文化・スピリット」に敬意を表し、自分の愛・スピリットを捧げ「Alohaの心」でハワイのスピリットとシェアしたいという気持ちを込めて神聖な気持ちで入ります。


≪プウコホラ・ヘイアウ≫のパンフレットより

コートヤード キングカメハメハ コナビーチホテル ≪プウコホラ・ヘイアウ≫の絵画
ハワイアンアーティスト「Herb Kawainui Kane」さんが描いたハワイの歴史・文化の絵画が数多く展示されています。(コートヤード キングカメハメハ コナビーチホテルより)

≪プウコホラ・ヘイアウ≫の石は、20km以上離れたハワイ島の北の玄関と言われる
「プロル渓谷」から人力で運ばれたそうです。本来ヘイアウは、平民階級の民によって建設されますが、≪プウコホラヘイアウ≫は、 貴族階級やカメハメハ大王自らも石を運んだと言われています。運んだ石の重さを持ち上げて体験することもできます。重くて腰が抜けそうなくらいですので、この石を20km以上運んだと思うと昔のハワイアンは、かなりの怪力揃いです。!

  


≪プウコホラ・ヘイアウ≫の駐車場に、綿のようにフワフワした白い花が咲いていました。