【Maui島】 The Courthouse  (コートハウス)


捕鯨船全盛期に罪を犯した船乗りなどを裁くために建てられた裁判所でした。ラハイナ港の目の前に位置します。現在はお土産ショップや観光案内所、2階は「ラハイナ郷土文化博物館」になっています。


「ラハイナ」(「ラー・ハイナー」)は現地の言葉で 「灼熱の太陽」を意味する言葉。まだハワイが王朝だった頃、1820年から1845年までラハイナはハワイの首都でした。1819年にカメハメハ一世(大王)がなくなり、カプ制度が廃止され、1820年にはアメリカ本土から宣教師が初めてハワイに上陸しています。 1835年には砂糖農園が生まれ、砂糖産業はその後全盛期へ。1920年代に捕鯨線がラハイナにやってくると、町は捕鯨活動や捕鯨船員たちの拠点となり、飲食店などは船員たちで毎晩賑わっていました。その当時の名残がある史跡がいまでも町には数多く残っています。マウイ島西岸の海岸線に栄えるラハイナは、マウイ島で最も観光客が集まり一日中賑わっています。