【Oahu島】 Waiiki Beach (ワイキキビーチ)

Waikiki・・・「Wai」はハワイ語で水「Kiki」は湧き出るという意味で、水は貴重なので「WaiWai」Waiが2つで「裕福・財産」という意味です。

「水が涌くところ」の意味で、元々は湿地帯でハワイが独立国であった19世紀末まではハワイ王朝の王族の保養地でした。


Naneaハワイ旅行「Waikiki Holoholo(ハワイ語で散歩)」より 

<ワイキキビーチ画像>2024年

≪カピオラ二公園≫ ダイアモンドヘッドのワイキキ側に広がる公園(約1.2平方キロメートル)

第7代カラカウア王のカピオラニ王妃の名が付けられており、カラカウア王が寄付した公園。

シャワーツリーの木が満開!

≪KAHI HALI‘A ALOHA≫  古代ハワイアンの魂が眠る記念碑

KAHI(カヒ) ・・・ 場所
HALI‵A(ハリッア)・・・  突然蘇る愛の思い出
ALOHA(アロハ)・・・ 愛

カラカウア通りとカパフル通りの交差点辺りに位置します。ハワイ王朝時代に多くの古代ハワイアンが暮らした場所で、ワイキキの開発が進むに連れて多くの古代ハワイアンの遺骨が発掘されたそうです。1700年代には島の外から多民族がハワイに入るようになり、古代ハワイアンの人々は免疫がなかったため感染病にかかり、ここに療養所がありました。古代ハワイアンの魂を追悼するために建てられた神聖な場所です。

≪デューク・カハナモク像≫「サーフィンの神様」ハワイのヒーロー

1912年「ストックホルムオリンピック」 100m自由形 金メダル                  1920年「アントワープオリンピック」 100m自由形 金メダル                 生誕100年の記念として1990年に建てられました。

≪魔法の石≫ ワイキキビーチ 交番横(ダイヤモンドヘッド側)

マナ(超自然的な力・奇跡的な力)が宿っていると言う伝説の4個の石。16世紀にタヒチから来た「カハロア」「カプニ」「キノヒ」「カパエマフ」 の4人のカフナ(魔術師)が、人々の病を治癒させる<癒しのパワー>を石に込めたといわれています。

ハワイの歴史を感じながらAlohaの思いを込めてレイを捧げました

2024年6月 Hawaii 海洋自然環境の学び

非営利団体「サスティナブル・コーストラインズ・ハワイ」にてビーチクリーン活動を始め、 ハワイ諸島を中心に多数の国際ビーチクリーンを企画・実行、国際会議への参加や論文執筆をしているHideki Kimukaiさんから自然環境やWai(ハワイ語で水)の大切さを学びながらWaikiki散策をしました。

「Hâ」はハワイ語で呼吸・命、「Wai」は水なので、Hawaiiは「水の息吹」という意味になります。Alohaの意味は諸説ありますが、Alohaの頭文字から深い意味を最初に唱えたのが「Aunty Pilahi Paki」さんです。私たちのハワイアンライブでもオープニングで唱えているAlohaの心です。

「Ahupuaʻa(アフプアア)」は、古代ハワイの人々が使っていた土地区分のことです。

山の頂上から海に向かい水が流れていき、森や川や海からの自然の恵みで暮らしていた自給自足の村のような単位です。この境界線に豚の頭を模した木製偶像を祭壇に備えられたことから、Ahu(頭・祭壇)puaʻa(豚)と呼ばれるようになりました。

Ahupuaʻa(アフプアア)がある区域は写真のようなマークがあるそうです。

2016年にハワイ島の「Waipio渓谷」を訪れた時ですが、自然と共に共存する70人ほどのネイティヴハワイアンの住民がAhupuaʻa(アフプアア)のWaipio(ワイピオ)渓谷の谷底に暮らし、電気もガスも水道もない昔ながらの生活をしていました。

年々ビーチが浸食されていて、狭くなってきているそうです。建物ぎりぎりまで波が打ち寄せてきています。

地球上の水は、体積で表すと直径20㎝程の地球に対して1.5㎝程しかないそうです。淡水になるとさらに小さくてほんの1~2mmくらいだそうですよ💦

ビーチのゴミ問題も多く、流されてきた漁業用の網で作られたアーテイストの方デザインによる「アート」です。「アウトリガー リーフ ワイキキ ビーチリゾート」の ロビーに飾られています。

 

 

WaikikiやWaipioもそうですが、Hawaiiには「Wai」の付く地名がたくさんありますね。

地球・自然への感謝、水への感謝を忘れずに過ごしたいですね。


2019年以前のWaikiki風景